60代男性(資産1.1億円)

【家族構成】
・ご本人様(60代)
・長女(20代・発達障害)
【資産状況】
・株式(高配当株中心) 3000万円
・REIT 1500万円
・現金 4200万円
・その他(自宅や生命保険など) 2300万円

長年勤めていた会社を退職し、老後を迎えた矢先にご病気になり余命宣告されてしまわれたお客様。
奥様は数年前にご病気で亡くなられ、軽度の障がいをお持ちの20代の長女様との2人暮らし。

長女様は、軽度の障がいをお持ちであるが、ケアマネージャーなどのサポートがあれば一人でも生活は可能。
しかし、多額のお金を遺してしまうのは心配とのことで、ご相談に来られた。

当時は、自身で高配当株中心の株式、金融機関から勧められて購入した「毎月分配型」の投資信託で資産運用中(現金:48%、株式:33%、REIT:15%)であった。

長女の生活費を配当金で確保してあげたい

ご本人様のお話しを伺うと、長女様に多額の現金を遺すと使いこんでしまったり、何か営業をされると断れない性格なので、高配当の株式の配当金や投資信託の分配金という形で遺す方がいいのではないかとのこと。
長女様の生活が制限されるため、成年後見をつける必要はないとのお考え。

長女様の障がいを考慮するとその考えには賛成だが、毎月分配金型の投資信託だと今後数十年先を考えると、「維持手数料」が高いため、毎月分配金型の投資信託は解約し、現状の高配当株に加え他の銘柄(数十銘柄を追加)に分散すること提案し、承諾。
将来のリスクを少しでも抑えるために、なるべく多くの高配当株銘柄へ投資。
その銘柄選定のサポート(個別具体的な銘柄は勧めない)を実施。

長女様の生活費を「配当金+障害年金+本人様の給料」でまかなえるように資産割合を変更した(現金:30%、株式:70%)。

相続を見据えて事前に対応を実施

相続後の手続きをスムーズに行えるよう、以下の事をサポートすることを約束。
・財産状況、各銀行口座、加入中の生命保険の把握
・株式相続移管のため、長女様名義の証券口座開設

この対応により、ずっと気になっていた親亡き後の資産管理について安心された様子であった。

相続発生後もサポート

相続後には、相続手続き(銀行口座など各種名義変更、生命保険金の請求など)をサポート。

また、普段の生活になるべく早く戻れるよう、ケアマネージャーや支援機関とも連携しながら、長女様の金銭管理も継続して実施中。

長女様からは、分からない書類が家に届いた時や、何か気になったことが起きた時には、私の方に連絡をいただき「頼りになる存在」として信頼していただいている。